Another Project
Contact
contact@kentarosuzuki.com
最近のリハでやってる事 1 - 5月 12, 2012 by Kentaro SUZUKI


調性の感覚の拡大を求めて。

多調的な感覚、理論では無くてあくまで感覚をもっと育てていけたらもっと豊かな事が出来るんじゃないかなぁ…って思っているのでその為の練習。

このアイデアは音響工学の初歩的な事にインスピレーションを受けてなんだけど、
(オイラは大学で音響工学をほんのちょっとだけ勉強した。まぁ、あくまでさわりだけだから正しく無い事言っちゃうかも…だけど、その辺はご愛嬌、ハハハ…)

例えば科学的に計測すると全ての音にはほぼ12音全部が倍音のレベルでは含まれてる。
根音の周辺のエネルギーが強いからオイラ達はその辺を中心に認識して一つのまとまった音に聞こえてるだけで、
実際計測すると高次な倍音レベルでは大変大騒ぎな事になってたりする、と。
で、それらのバランスが音色を決定する鍵を握ってるわけ。

まぁ、大雑把に言えばオイラ達が普通に聴いてる音なんてのは既に多調的な要素を含んじゃってるわけよ。
単音で既にさ。
もう、いわゆる協和音の代表ドとミとソなんて弾いた日にゃぁ、倍音レベルでは多調なんてどころじゃない位に大騒ぎな状態なわけ。
12音で括れるとは言え、例えば同じ音程のピッチがズレてるなんてのも含まれちゃう。

その次元で音をもっと聞き取れるようなったら多分調性感覚も変わるのは明らかでしょう?
最終て目指すのは「理屈」でそれを説明できるようにすることじゃなくて、「感覚」でリアルな声として弾けるようにする事なんだ。

例えばドミソとかの和音がなぜ落ち着ちついて聴こえるのか?とかだって十分理屈で説明できる。
でも,
僕らの耳はそんなもの必要なく感覚でその世界を理解してる。
それの延長の感覚としてできないかなぁ…って話なの。

ピアノとかを弾いたときの倍音の織り成す世界が好きだったし、
コントラバス倍音と楽器のノイズを加味しないと音程があわない楽器だってのもあるし、
オイラはもうずうっと長い事楽器の倍音に注目して楽器の音を聴いてきたんだけど、
もっと倍音の交わりが色彩を変えていくような音楽の作り方ができるんじゃないかなぁ…と。
漠然ともう十年位前から考えてたんだよ。

その感覚の為に一人きりで例えばピアノでやっていたとしても(これは散々やった)
これはオイラ達にはちょっと違うかな、と。
まぁ、これはピアニストが自分のソロの為にやるなら良いんだけど、
まず、
各楽器で出てる倍音が違う。
その各楽器の倍音の干渉により
増強される音、消される音が出てくるわけで、(練習してる場所の反響の特性にも左右される)
そうなると最終的に現れる倍音がピアノでやってるそれとは全く違うモノになるのは想像に易い。
だから、実際のコントラバスとサックスという編成で延々と弾きつつ聴く練習をするしかないだろう、と。

で最終的には言葉とか理屈じゃなくて、各シチュエーションごとの肌触りというか、そこから想起させられる感触をそれぞれが感覚の深いところに刻みこめれば、いついかなる時でも自分のリアルな言語として使えるだろうな…と。
それが目標地点。
で、今は出発点。

実際にやってる事は恐ろしくシンプルだよ。

ベースの3弦開放のラの音をペダルにして
サックスは半音づつ音程を変えていく。
その際に倍音の領域に耳を澄ます。

で、その後は一応和声の進行のある曲を使って、
それぞれ決めたポイントで倍音に注意を向けてみる練習。

調性の感覚って前後の文脈からも引き起こされるので、それもプラスして演奏してみる。

Otomsの新作 - 4月 19, 2012 by Kentaro SUZUKI


先日無事にOtomsの新作録音終了。

今回はベルギーとの国境脇の自然公園内の周りは見渡す限り森!っていうお宅を貸していただいての録音作業。
時間があったらゆっくり散歩して…なんてのは時間がない中での強行スケジュールな録音では叶わぬ夢なのだ…(笑
朝から深夜まで食事と睡眠の時間以外はずうっと作業…ってのが現実…。
でも演奏中に窓から見える景色が違うってのはやぱり演奏にも影響があると思う。
あの風景がフっと目に入ってスッと何かが通った瞬間ってやっぱりあったなぁ…。

今回の音楽的なテーマは…、
今回というか、いつも通りというか…、
音楽的なテーマというか日常的なテーマというか…。
…まぁ、いいや…(笑

それぞれがそれぞれの宇宙を持っていて、
それらが交わり合って一つの宇宙を作っている。

オイラ達の住む世界ってそういうモノじゃない?

森では色んな生き物がそれぞれの世界観の中に生きてる。
でも、それぞれは互いに関係しあって森っていう一つの宇宙をつくってる。

視点の尺度を変えて見てみれば、
その森も一つの部分でしかない。

独立した存在の集合体であり、それが調和した全体でもある。
その全体ですら、もう少し大きな視点で見れば一つの部分でしかない…。
有機的な入れ子構造とでも言うのかな…。

多様な存在が多様なまんまに関わり合って生きてる…。
そういう音楽をオイラはやりたいんだと思う。

宇宙のミニチュアモデルとしての音楽を作りたかったんだ。

Otoms Concert à L’Espace Oxygène - 3月 23, 2012 by Kentaro SUZUKI


le 24 mars à 21H à l’Espace Oxygène

Saxophone:Satoru KITA
Contrebasse:Kentaro SUZUKI
et
Batterie:Tomoo NAGAI(from JAPAN)

entrée:8€ (6€ tarif réduit pour les adhérents à Oxygène)
Website:www.espaceoxygene.com/
Addresse:4 Impasse Cordon Boussard 75020 Paris
(au niveau du 247 rue des Pyrénées)
Métro:Gambetta
Bus:26-60-61-69-102
Tel:01 49 29 06 77
06 60 84 06 77

au plaisir de vous voir

PS:N’hésitez pas de faire circuler cette annonce auprès de vos amis,Merci.

« old Postsogtzuq


Otoms
[Otoms]


Espira
[自己矛盾の日々:The Days of self-contradicion]