コントラバス用ピックアップとプリアンプ

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今回は自作のコントラバス用のピックアップとプリアンプの紹介。

駒に挟むタイプを一つと表板にマグネットで挟むのを一個づつ使って、
それをプリアンプでブレンドして出力するようになってる。
駒側のものは今年の日本ツアーの直前に日本で作ったモノ。

で、ボディー側の方は日本ツアーで使ったものは日本に帰る直前にパリで作ったプロトタイプでアレコレいじくりまわして痛んできたので作りなおしたモノ。

写真の楽器を立てた時に右下部にあたる部分(写真だと左下)に張り付いてる黒い丸いモノは磁石。
それと楽器の内側にいれた磁石がついてるピックアップが表板を挟む感じになってる。
だから一応の圧力もかけられるし、好きなように場所も移動できる、と。
(場所が1センチずれただけでも音が全然変わるので、毎回会場とかの環境に合わせてずらすのさ)

このボディーについてるもののお陰で弓で弾いてもかなり自然な音質になった。

ただ、2つのピックアップのバランスと全体の音量はその時々の状況に応じて変えられないと弾きにくかったりするので、日本ツアーの時は小型簡易ミキサーとボリュームペダルを使ってた。

だけど、微調整ができないから不便、それにいちいちセッティングが面倒くさいってワケでつくったのが駒の下部についてる銀色の大げさな箱に入った代物。
自作のプリアンプなのでR。
(箱をもう少し洗練されたものに変えたいなぁ…)
手元で2つのピックアップのバランスと全体の音量、音質の調整ができるようになってる。